経済学部を選んだ理由

学部別在学生インタビュー(大学案内2025)

2024/05/07

立教を選ぶ理由

OVERVIEW

経済学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。

経済学部経済学科4年次 伊藤 里佳さん(愛媛県 新居浜西高等学校)

■おすすめの科目
「外国為替論」で学ぶ、円高?円安、為替、金利などの分野には、正直、苦手意識をもっていました。いち早く習得すべき経済学の基本でありながら、難解なイメージがあったからです。しかし、実際に授業を受けてみると先生の解説がとてもわかりやすく、「私の得意分野かもしれない」と思うほどでした。日々の生活で役立つ知識も得られるため、履修してよかったと思っています。

■研究テーマ
ゼミでは、輪読を通じて経済と経営の2つの視点から学びを深め、現実の企業が抱える課題の解決方法やイノベーションについて考察しました。データを分析して売上向上のための施策を考えたり、スタートアップ企業と大企業の事業開発プロセスを比較したりと、毎週異なるテーマに対してリサーチし発表します。ディスカッションをとおして知識が広がり、アイデアが磨かれていくのが実感できる、とても刺激的な経験でした。

■卒業後の進路
大学入学前から憧れていた化粧品メーカーに就職します。本学科では、経済の流れを学びながら、過去?現在?未来に目を向けてきました。また、新たな視点やアイデアを得るために、さまざまなメディアから積極的に情報を取得することの重要さを知りました。そうした経験を生かして世の中の動きを敏感に察知し、論理的な考えに基づいて仕事に取り組み、多くの人により良い化粧品を提供していきたいと考えています。

経済学部経済政策学科4年次 中山 俊平さん(千葉県 稲毛高等学校)

■学科の魅力
世間で注目を集める最新のトピックを授業内で扱うことが多く、興味をもって学びに取り組むことができます。新型コロナウイルス感染症の拡大や、ロシアによるウクライナ侵攻が世界経済にどのような影響を与えたかなど、ニュースに目を向けるようになりました。また、経済学部では2年次からゼミに参加することができ、早期から関心をもった分野を深く学べる点も魅力と言えます。私は1年次に履修した授業をきっかけに統計学に興味を抱き、統計を学べるゼミを選択しました。

■研究テーマ
研究テーマは未定ですが、3年次のゼミで参加した資料作成コンテストでは「多文化共生社会に向けたまちづくり」について調査を行いました。どのような地域で外国人人口の割合が高いのか、外国人が暮らしやすい街とはどのような特徴をもつのか、GIS(地理情報システム)を用いて分析。特に外国人人口と外国人居住率が多い東京都新宿区と埼玉県川口市を対象に、双方の特徴や共通点を探りました。その結果をもとに、多文化共生のまちづくりに必要なことを地理的要因と文化的要因に分けて提示しました。
■学科での学びをとおして得たもの
授業やゼミで自分の意見を発言したり、プレゼンテーション用の資料を作成したりする機会が多かったため、自然と論理的思考力やプレゼンテーション力、資料作成力が身につきました。また、複数の資格の勉強に取り組んだことも成長につながっています。社会調査士や統計検定2級は実際に資格を取得でき、得た知識やスキルを授業やゼミの場で応用することができていると感じます。

経済学部会計ファイナンス学科4年次 長沼 直輝さん(群馬県 渋川高等学校)

■学科の魅力
財務諸表などに関する知識を得ることで資格取得につながる点や、その知識を活用して企業評価を行えるようになる点に魅力を感じ、入学しました。本学科のカリキュラムは、「アカウンティング」「ファイナンス」「マネジメント」の3つの領域に分かれており、会計分野に興味がある人はアカウンティング科目を中心に履修するなど、自分の関心に合わせて柔軟に科目を選択することが可能です。ハイレベルな授業をとおして各分野への理解を深め、将来の可能性を広げられるのが、本学科の最大の魅力だと感じます。

■学科での学びをとおして得たもの
1つめは「経済を分析する力」です。簿記や会計学など、本学科ではお金の使われ方や会計データに触れる場面が多く、数字の取り扱いにはすぐ慣れます。また、多岐にわたる経済の分析手法を学んだことで、目的に応じた効果的な手法を導き出せるようになりました。2つめは「企業を見る力」です。財務諸表など企業が公開するデータに多く触れたことで、企業を分析する目が養われました。3つめは「国際的な視点」です。世界的なお金の流れを学ぶ本学科では、グローバル社会への理解が欠かせません。日本の金融政策と他国の経済状況の関係や、互いに影響を及ぼしあう現象について、体系的に学ぶことができました。

■将来の目標
未来を担う有望な人材を育む教育者になるのが目標です。その目標を実現するために、4年間で得た力や姿勢を、より高めていきたいと考えています。特に、行動経済学を研究テーマとするゼミナール活動をとおして学んだ、人が意思決定をする際の心理の複雑さは、教育者にとっても重要な見識であると考えます。人は過ちを繰り返す生き物であると認識し、自分の選択が間違っていないか疑問をもつ。そうした思慮深さを忘れることなく、物事の良し悪しを正確に判断できる人物になり、後の世代の成長に貢献できればと思います。

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